資産運用目的で土地活用するメリット・デメリット!オススメ活用方法も紹介

資産運用目的で土地活用するメリットやデメリットについて、またおすすめの土地活用方法について解説します。資産運用もさまざまな目的があります。その目的に合わせて行う土地活用の特徴なども紹介します。また資産運用で行う土地活用の疑問点も解決します。

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目次

  1. 1資産運用としての土地活用とは
  2. 2資産運用目的で土地活用する方法
  3. 3資産運用目的の土地活用に関するQ&A
  4. 4資産運用目的の土地活用をサポートする専門家3選
  5. 5まとめ

資産運用としての土地活用とは

資産運用として土地活用を考える場合、その目的によって土地活用の種類は変わってきます。例えば、短期間で高収益を狙いたい、初期費用を抑えて土地活用したい、狭小地・変形地で土地活用したい、などさまざまです。では、資産運用としておすすめの土地活用とはなんでしょうか?

土地活用以外の資産運用方法と比較

資産運用としてまず思い浮かぶのが、株式投資や債権投資など金融資産に投資することでしょう。しかし、昨今は長期的に低金利が続き、リスクなく高い利回りが取れる金融資産はありません。また、金融機関に定期預金でお金を預けていても、金利は0.01%程度で推移しており、もはや現金での資産運用は難しいのです。

資産運用で土地活用した場合の運用利回りモデル

(例)自己所有地に全額自己資金でアパートを建設し、賃貸経営を始めるケースの場合の利回りは?
 

  • 木造アパート
  • 延べ面積50坪
  • 専有面積25㎡の部屋が6部屋
  • 1室あたりの家賃は、8万円/月
  • 建築工事費は、1㎡あたり60万円
  • 空室率90%

建設工事費=600,000円×165(㎡)=9900万円
年間の賃料収入=80,000(円)×6(部屋)×12(か月)×90%=5,184,000(円)
必要経費=賃貸事業の経費(公租公課や保険料、管理委託費、修繕維持費などの営業費用)の賃料収入に対する比率を15%と仮定すると=777,600(円)

年間利回りは=(5,184,000-777,600)÷99,000,000×100=4.4%

この場合、現金9,900万円を年利4.4%で運用しているのと同じになります。金融資産で利回りが1%に満たない商品が多い中、アパート投資は、はるかに高い利回りを得ることができます。また、利回りをもっと上げるには、建物を新築するのではなく既存アパートをリフォームしたほうが、初期投資費用が安価に抑えられるので高利回りを確保できます。
 

資産運用目的で土地活用する方法

ここからは、資産運用を目的に行う土地活用について解説します。

①駐車場経営

駐車場経営は、遊休地や余った土地の活用には最適です。駐車場経営は、誰でも気軽に始めることができます。駐車場経営には、月極駐車場経営とコインパーキング経営があります。また管理の方法は、自己経営、管理委託、土地一括借り上げ式があります。

月極駐車場の場合は、自己経営が多く土地のオーナーが直接管理します。コインパーキングの場合は、土地一括借り上げ式が殆どで、タイムズ24や三井のリパークなど大手コインパーキング会社は、この方式です。

駐車場経営のメリット・デメリット

まず、駐車場経営のメリットです。
 

  • 初期費用は安価若しくは掛からない
  • 将来的に土地の転用がしやすい
  • 月極駐車場は好立地である必要はない

まず、駐車場経営の初期費用は安価です。月極駐車場の場合は、土地の整地・フェンスや車止めや看板の設置工事くらいで、工事費用は安価且つ工期は短いので直ぐ経営が始められます。また、コインパーキングで土地一括借り上げ式の場合は、設置費用は掛からず初期費用はなしです。

次に、土地の転用のしやすさです。駐車場は借地借家法の対象外であるため、月極駐車場であれば退去予定日1か月前の通知で問題ありません。また、コインパーキングの場合は、閉鎖して利用できなくすればよいのです。したがって、将来的にアパートを建設したい土地であるが、このまま土地を寝かしておくのは勿体ないと思った場合にもおすすめです。

最後に、月極駐車場は駅に近いなど好立地である必要はありません。月極駐車場は、主に自家用車を停めたりするので、住宅街に設置するケースが多く、交通便が悪い立地でも需要があります。また、オフィスが多い立地では、社用車の駐車スペースとして需要があります。月極駐車場は、駅から離れた土地の手軽な活用方法としては最適で、一度賃借人がつけば長期間借りることが多いので収益は安定します。

次に、駐車場経営のデメリットです。
 
  • 節税対策にはならない
  • 収益性は低い
  • 土地利用効率は悪い

まず、節税対策にはなりません。固定資産税は更地評価と変わらず住宅地と比べると約6倍になっています。したがって、駐車場経営を行う場合は、固定資産税などの固定費を支払っても経営が成り立つかがポイントです。

次に、土地の利用効率は悪いので収益性は低くなります。アパートなどのように限られた土地を有効的に使用しているわけではないので、収益は低いです。したがって、駐車場経営はあまり初期費用を掛けずに、コツコツ収益を上げていきたいと思っている人におすすめです。また、コインパーキングであれば土地を貸すだけになるので、土地オーナーの手間は全く掛かりません。

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初期費用を抑えたいなら駐車場経営がオススメ

先述のメリットの通りに、初期費用を抑えたいなら駐車場経営がおすすめです。駐車場経営は、ローリスクローリターンの経営であるので、基本高収益は望めませんが、安定的に収益をあげることができます。もし、駐車場経営で高収益を狙うのであれば、コインパーキングで管理委託方式がおすすめです。

この場合、コインパーキングに必要な駐車場機器や毎月の管理委託料が掛かりますが、稼働率が上がるほど高収益になります。近隣に、大型店舗がある、イベント会場がある、病院があるなど、一時的な利用者が大きく見込めるような立地であればおすすめです。

②アパート・マンション経営

都心部に直結する路線の主要駅徒歩圏内に、まとまった土地を所有していれば、アパート・マンション経営がおすすめです。マンション経営は初期費用が掛かりますが、利便性が良い場所であれば需要は絶えません。またマンション居住者は、部屋が広くなるほど長期間居住する傾向があるので、収益は安定します。

アパート経営も、マンション同様に利便性の高い立地におすすめです。利回りを重視するのであれば、初期費用が抑えられ、修繕費用もマンションより掛からないのでアパート経営がよいです。アパート経営は、サラリーマンの副業でも人気で、参入するケースが多くなっています。したがって、供給過剰になっていないかなど、潜在的な需要が見込めるかなどのリサーチも重要です。

アパート・マンション経営のメリット・デメリット

アパート・マンション経営のメリットから紹介します。
 

  • 節税対策になる
  • 資産として相続できる
  • 不労所得、老後の年金代わりになる

アパート・マンション経営は節税対策になります。まず、固定資産税は軽減措置が適用されます。住宅が建設されるので、更地よりも評価が1/6となり節税となります。また、損益通算と減価償却費などを経費に充てることで、所得税・住民税の節税になります。

更に相続税は、現金で所有するよりも大幅に節税することができます。現金をアパートやマンションにすることで、建物に対しての評価減、更に貸家にすることによる評価減、更に小規模宅地の特例を使うことによる評価減が受けられます。結果、現金で相続するより60%~70%の評価減となるので、相続税を節税することができます。

次に、先述に繋がりますが資産として相続ができます。ただの建物でなく、収益が上がるアパート・マンションであるので、相続人にもメリットがあります。最後に、副業、不労所得、年金代わりになります。アパート・マンション経営は、稼働率が安定していれば賃料収入の浮き沈みもないので、収入は安定します。また、管理等は管理会社に委託するので手間も掛かりません。

アパート・マンション経営のデメリットです。
  • 初期費用が掛かる
  • 家賃下落リスクがある
  • 修繕費や設備機器の更新費が掛かる

まず、アパート・マンション経営は初期費用が莫大に掛かります。更に建物完成までに時間が掛かるので、その間固定費は掛かりますが収益は一切ありません。したがって、経営開始までに固定費を払う資金体力が必要です。

次に、アパート・マンション経営は家賃下落リスクがあります。建物が経年劣化すると賃借人からの評価は下がり家賃は安くせざる得ません。したがって、将来的には稼働率が下がり利回りが悪くなるリスクもあります。

最後に、築年数が経過すると外壁や共用部分の修繕費や、住居内の設備機器の更新費が掛かります。特に木造アパートの場合は劣化が早く、鉄筋コンクリート製高層マンションの修繕費用は莫大です。機器の更新は、給湯器が10年、ガスコンロが10年、エアコンが15年、キッチン設備が30年などです。したがって、収益に関しては将来の修繕費として蓄えておくことも大事です。

③商業施設経営(テナント経営)

商業施設経営(テナント経営)は、人通りの多い繁華街や車の交通量が多い国道沿いなどの、ロードサイドに土地を所有している場合におすすめです。商業施設経営は、大型のショッピングセンターや商業ビルの場合は、テナントの誘致力がポイントとなります。

したがって、商業施設の企画・設計・運営・テナント誘致力などの、ノウハウに長けた大手不動産会社をパートナー会社に選ぶと良いでしょう。尚、商業施設の経営は、テナントからの賃料収入で成り立つビジネスです。来訪者が見込める立地、魅力的な設備や外観、優良なテナント誘致が、集客力の主なポイントとなり経営の成否を左右します。

商業施設経営(テナント経営)のメリット・デメリット

商業施設経営のメリットは下記のとおりです。

 

  • テナントへの家賃設定を高くできるので、収益性もよい
  • 集客力が高い立地であれば、空き区画リスクは少ない

まず、テナントへの家賃設定は高くできるので収益性もよいです。また、内装工事費用は入居するテナントが負担するので、建設費用は安価に抑えられます。したがって、高利回りも期待できるのです。

次に、集客力が高い立地であれば、退去者が出ても即入所者が決まるので空き区画リスクは少ないです。空き区画のリスクが少なければ、収益も安定します。


商業施設経営のデメリットは下記の通りです。
 
  • テナント店舗の撤退リスクがある
  • 建物を建設した場合に、初期費用が掛かる

まずは、テナント店舗の撤退リスクがあります。撤退してしまうと家賃収入がなくなってしまうので、即テナントを募集できるようにします。次に、初期費用は掛かります。また建設から経営開始まで時間を要するので、その間の固定費を払う経営体力が必要です。
 

④高齢者施設経営

高齢者施設経営は、今後需要が右肩上がりの土地活用です。各大手介護事業者のホームページを閲覧すると、随時事業用の土地の募集を行っているので参入は容易です。高齢者施設経営は、一般的に土地と建物の賃貸式が多く、建物は土地オーナーが建設費を負担します。

そのため、初期費用は莫大になりますが介護施設の運営が開始となれば、ほぼ長期間施設自体は稼働していくので、介護事業者からの賃料収入は安定します。また、現金での資産運用よりも高利回りを続けることができるので、メリットが大きいです。

高齢者施設経営のメリット・デメリット

高齢者施設経営のメリットは、こちらです。
 

  • 法人相手の賃貸であるので、滞納等の心配がなく安心
  • 介護需要が絶えないので、賃料収入は安定する
  • 地域貢献、雇用創出につながる

まず、賃借人が介護法人であるので家賃滞納のリスクはなく安心です。一般の賃貸住宅の場合は、滞納されたり、部屋の使用状況が常軌を逸するものである場合もあります。個人相手だと何が起こるかわからず心配な面も多いのですが、高齢者施設の場合は法人であるので安心感が大きいです。

次に、昨今の高齢化社会を迎え、各地域で介護施設の需要は絶えません。したがって、介護事業者はその施設を長期間借りてくれる可能性が高く、その間の賃料収入は安定します。最後に、介護施設ができることで地域貢献、その地域の雇用創出となり、地域の活性化につながります。


高齢者施設経営のデメリットは、こちらです。

 
  • 初期投資費用は莫大に掛かる
  • 広い土地がないとできない
  • 事業開始まで時間を要する

まず、高齢者施設の建設には莫大な建設費用が掛かります。高齢者施設経営では、建物は土地オーナーが建設費を負担するので、資金調達できるかがポイントになります。次に、介護施設建設には広い土地が必要です。郊外であれば200坪程度の土地に、建物や駐車場などを設置します。

最後に、事業開始までには時間が掛かります。その間に掛かる固定資産税などの、固定費も負担しなければなりません。したがって、手持ち資金に潤沢な蓄えがあることも重要です。

⑤ガレージ・トランクルーム経営

ガレージ・トランクルーム経営は、屋外にコンテナ等を設置し第3者にコンテナ内のスペースを貸し出すビジネス方式です。ガレージ・トランクルーム経営は、設置費用などがあまり掛からず、且つ管理等もあまり手間が掛からないので、高利回りが期待できます

 

ガレージ・トランクルーム経営のメリット・デメリット

ガレージ・トランクルーム経営のメリットは、下記のとおりです。
 

  • 初期費用があまり掛からない
  • 高利回りが期待できる
  • 賃料収入に安定性がある
  • 修繕費が掛からない
  • 変形地でも設置可能

まず、先述の通りに初期費用はあまり掛かりません。主に土地の整地とコンテナの設置のみで、工事も短期間で済みます。したがって、即経営ができるのも魅力です。次に、一度賃借人が決まれば長期間使用するケースが殆どであるので、賃料収入は安定します。

また、初期費用が低く抑えられているので、高利回りが期待できます。更に、建物が頑丈であり人が住んでいるわけではないので、設備機器の更新はなく修繕費も掛かりません。最後に、土地の形状に関係なく設置できるのも大きな魅力です。

ガレージ・トランクルーム経営のデメリットは、下記のとおりです。
 
  • 節税対策にはならない
  • 競合が多い

まず、固定資産税の節税対策にはなりません。しかし不動産所得があるので所得税・住民税の節税にはなります。またガレージ・トランクルームはアスファルト舗装が多いので、小規模宅地の特例が使え相続税の節税にもなります。

次に、最近は市街地でもトランクルーム等を多く見かけるようになりましたので、競合が多くなっています。賃借人を集められるかは依頼する専門業者の企画や提案、調査能力次第でもあります。

⑥太陽光発電

太陽光発電は、広大な敷地にソーラーパネルを設置し、発電することで得た電気を電力会社に売電するビジネスです。

太陽光発電のメリット・デメリット

太陽光発電のメリットは、下記のとおりです。
 

  • 遊休地の土地活用ができる
  • 発電施設の管理は委託となるので、手間はかからない

まず、太陽光発電は郊外の遊休地等の土地活用には最適です。周辺に太陽光を遮るものがなく、晴天率の高い地域であれば設置に向いています。また、発電施設の管理は素人ではできないので、専門会社に委託することになります。したがって、土地オーナーの手間は掛かりません。


太陽光発電のデメリットは、下記のとおりです。
 
  • 初期費用が莫大に掛かる
  • 収益は天候次第で不安定
  • 売電価格の下落

まず、初期費用が莫大です。発電施設にはソーラーパネルが多く必要で、この他にも発電した電気を送電する設備など、設置費用は多く掛かり設置期間も掛かります。次に、太陽光は自然相手の土地活用であるので、天候次第で収益が変わります。特に、梅雨など長く曇天が続く時期は収益に大きく影響します。最後に、近年は売電価格が下落しています。したがって、初期費用の回収に年数が掛かります。

⑦自動販売機

自動販売機は、月極駐車場の余った土地、トランクルームの余った土地など、何かの土地活用のついでにできるものです。自動販売機は主に、管理する会社に土地を貸し、地代収入を得る形が一般的です。

自動販売機のメリット・デメリット

自動販売機のメリットは、下記になります。
 

  • 余った土地、僅かな土地スペースでできる
  • 土地活用のついでにできる

自動販売機は、スペースをあまりとらない土地活用であるので、余った土地、僅かな土地スペースを活用でき、人気があります。管理会社に土地を貸すだけになるので、毎月地代収入を得ることになります。

尚、自己経営も可能で、この場合は定期的な商品の補充や、在庫管理をします。街の商店の前に設置してある自動販売機はこの方式が多く、こちらの方が収益性は高くなります。


自動販売機のデメリットは、下記になります。
 
  • 不法投棄に遭う可能性がある
  • 自動販売機管理会社の審査があるので、どんな土地でもできるわけではない

まず、自動販売機があると缶や瓶の他に、家庭ごみなどの不法投棄に遭うことがあります。ゴミが捨てられると、周辺環境が悪くなったり清掃をする手間が増えます。次に、自動販売機の管理会社に土地を貸す場合ですが、その立地の審査があります。

周辺にコンビニやスーパーなどの店舗が多い地域は、設置しても売り上げが見込めないので、審査次第では設置できない場合もあります。

⑧等価交換

等価交換は、土地活用したいが建物を建設するノウハウがない土地オーナーと、土地はないが建物を建設したい不動産デベロッパーの、思惑が合致するとできます。等価交換はどんな土地でもできる訳ではなく、一般的には、駅近や都心部などの好立地で行われます。

等価交換のメリット・デメリット

等価交換のメリットは、下記のとおりです。
 

  • 初期費用は一切掛からない
  • リスクなしで住居を手に入れることができる
  • 税金負担を圧縮できる


まず、等価交換のメリットは、初期費用が一切掛からないことです。土地を不動産デベロッパーに譲渡するのみになります。また、リスクなしで土地譲渡分の、建物と土地の所有権を手に入れることができます。仮に賃貸住居とすれば、初期費用が掛かっていないので高収益となります。最後に、土地を譲渡して建物を建設するので、固定資産税などの税金負担が圧縮されます。


等価交換のデメリットは、下記のとおりです。
 
  • 土地の所有権は全て手放すことになる

等価交換は当然に土地の所有権を全て手放すことになります。先祖代々から受け継いだ土地等であれば、等価交換は慎重に判断すべきです。
 

⑨定期借地

定期借地は、土地を期限付きで貸すという土地所有者保護のために作られた新しい制度です。これまでの借地権は、賃借人が更新の意思を示せば、貸主に土地を返還してもらう正当事由がない限り、更新できるようになっていました。しかし、定期借地は期限が到来すれば、必ず土地が更地で返還されます。

定期借地は、定期借地権として不動産デベロッパーに土地を貸す場合、50年以上の賃貸期間となります。事業用借地権の場合、賃貸期間は10年以上50年未満となり、商業系施設や飲食系のレストランやコンビニ事業者などに、貸すことができます。

定期借地のメリット・デメリット

定期借地のメリットは下記の通りです。
 

  • 初期費用が全く掛からない
  • 土地が必ず返還される
  • 相続税の評価減を受けられる

まず、定期借地は土地を貸すだけになるので、初期費用は全く掛かりません。次に、貸した土地が期限到来までに必ず返還されます。したがって、今後の土地活用について計画性がつきます。最後に、相続税の評価減が受けられるので相続時にメリットがでてきます。


定期借地のデメリットは下記の通りです。
 
  • 定期借地権として不動産業者に貸すと50年以上返還されない

定期借地権として、不動産業者に土地を貸すと最低50年以上は返還されないので、その後の土地活用はしばらくできなくなります。更に、定期借地権は最近だと70年で設定するケースが多いので、一度貸してしまうと次世代に受け継ぐことはできますが、自身がいるうちは土地活用はできません。

資産運用目的の土地活用に関するQ&A

ここでは、資産運用目的の土地活用に関する疑問点について、お答えしていきます。

①資産運用を成功させるコツは?

資産運用を成功させるコツは、資産運用は一点に集中させずに、バランスよく分散させることです。預貯金で持つ部分、金融資産で持つ部分、不動産で持つ部分を分けるということです。つまり、資産運用は必ずしもうまくいくわけではなく、損が出た場合の負債を最低限に抑えるということです。

資産運用目的で土地活用をする場合でも、資産を全て投じてしまうのではなく、手持ち資産を分散させた形で、その費用を投じることができる土地活用にしなければなりません。

②駐車場の収容台数はどれくらい?

車1台あたりの駐車スペースは、幅2.5m×奥行6.0mが必要です。仮に、70坪程度の整形地があった場合にはm、10台程度の駐車区画が取れます。駐車場の場合は、土地の形や道路との接道状況で、駐車区画の取り方は変わってきます。

③田畑から駐車場経営は始められる?

田んぼや畑を他の用途に転用する場合は、その地域に属する農業委員会に届け出する必要があります。届け出から受理されるまでは、時間を要します。また、駐車場完成後は地目を変更しなければいけません。

④付加価値の高い賃貸物件は?

付加価値が高い賃貸物件とは、一般的にあまり流通性が少ない種類のものとなります。例えば、下記のような賃貸住宅です。
 

  • ペットOKの賃貸物件
  • 外国人専用の賃貸物件
  • デザイナーズ賃貸マンション
  • 女性専用賃貸マンション

まずは、ペットOKの賃貸物件です。ペットOKの賃貸住宅は流通性が少なく、一般的にはペットが飼えない物件が殆どです。住宅内にペットの足洗い場があったり、エレベーターにペットボタンが付いていたりと設備も整っています。

次に、都心部等に多い外国人専用物件です。賃料を一般の賃貸より高額に設定でき、設備や広さを外国人仕様にします。尚、殆どが法人での契約となるのでトラブルなども少なく、オーナーも安心です。次に外観がお洒落なデザイナーズマンションです。見た目のカッコよさ、内装のグレード感は、特に若者に人気があります。

最後に、女性専用マンションです。居住者が全て女性であれば、居住者は安心ですし防犯性も高まります。

⑤アパート・マンション建設の資金調達方法は?

アパート・マンション建設の資金調達方法としては、銀行などから借りるローンがあります。主に、アパートローンとして各金融機関から、さまざまな商品が発売されています。金利は、低くても3%程度からとなりますので、建設資金を全てローンで賄うのは危険です。

できれば、自己資金を2割~3割程度投入できる土地活用にすると、空室が出た場合でも収支的に安心です。一度、近くの金融機関で相談してみるのがよいでしょう。

⑥賃貸住宅の名義は誰にすべき?

建物の名義は、その建物を取得した際に出資した金額によって変わります。つまり、建設資金をAさんが100%出資した場合は、名義はAさんのみとなります。仮に、1億の建設資金をAさんが8,000万円、Bさんが2,000万円出資した場合は、名義はAさんとBさん、持ち分割合は4:1となります。

⑦土地なしからでも資産運用できる?

土地なしからでも資産運用はできます。この場合は、土地の購入費用が掛かります。但し、土地の購入費用も初期費用となるので、利回りは悪くなるので要注意です。土地から購入するのであれば、郊外立地でも手軽に始められる駐車場経営がおすすめです。

資産運用目的の土地活用をサポートする専門家3選

ここからは、資産運用目的の土地活用をサポートする専門家を紹介します。資産運用の成否は、専門家からの意見を、どのように理解し自身に吸収できるかが大切です。

①積水ハウス

【概要】
積水ハウスは、分譲マンションや賃貸アパートなどを手掛ける不動産総合会社です。土地活用に於いては、低層賃貸住宅、賃貸住宅と病院・店舗などの併用住宅、オフィス、商業施設、高齢者向け住宅、医療系施設があります。


【サポート内容】
所有している不動産を、土地活用したい・売却したい・投資用に買いたい、と顧客のニーズに合わせてさまざまな提案ができます。

②生和コーポレーション

【概要】
生和コーポレーションは、土地活用事業を中心にこれまで多くの実績を積み上げてきた「生活総合企業」です。東京と大阪に本社があり、創業40年以上の老舗会社です。取り扱う主な土地活用は、アパート・マンションなどの賃貸住宅、駐車場、店舗・事業用地、資材置き場、定借住宅用地などです。

【サポート内容】
生和コーポレーションでは、土地オーナー向けに土地活用の基本からしっかりと説明を行います。事業計画性について、事業資金の調達について、土地活用で生じる税金など、土地オーナーが土地活用で困らぬようにしていきます。土地活用の事例集もホームページに掲載されているので、今後の計画の参考になります。

③総合資産管理会社TERUMI

【概要】
総合資産管理会社TERUMIは、埼玉県さいたま市見沼区に本社多く、資産運用コンサルティング及び土地活用の企画立案・建設を行う会社です。資産運用コンサルティングでは、主にアパート・マンションや戸建て賃貸住宅を手掛けています。商品ラインナップとしては、女性専用賃貸アパート「mirutei」シリーズや、ペット共生型賃貸アパート「Garden」シリーズなどがあります。

【サポート内容】
新築でなくても1室からサブリース可能で、1棟丸ごとの管理も可能です。また、物件毎に合わせたオーダーメイドの管理プランを提案でき、管理委託費の削減となります。空室期間が多くなってきた場合に、リフォームの提案もでき成功事例も多くあります。

まとめ

史上空前の低金利時代となり、現金での資産運用よりも土地活用による資産運用の方が、遥かに大きい利回りが獲得できることがわかりました。おすすめの土地活用のメリットやデメリットを紹介しましたが、その土地活用は良いことばかりでなく、当然にリスクも存在します。

土地活用のことを充分に理解し、どの土地活用にするかは慎重に判断していきましょう。

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