平面駐車場とは?種類、メリット・デメリット、使い方を紹介

平面駐車場とは何かを説明した用語解説記事です。平面駐車場の種類、メリット・デメリット、立体駐車場との違いについ解説します。また、コインパーキングではゲート式・ロック式・ロックレス式があり、それぞれの使い方を紹介していきます。

平面駐車場とは?種類、メリット・デメリット、使い方を紹介のイメージ

目次

  1. 1平面駐車場とは
  2. 2平面駐車場の特徴
  3. 3平面駐車場のメリット・デメリット
  4. 4平面駐車場の種類・使い方
  5. 5まとめ

平面駐車場とは

平面(読み方:へいめん)駐車場とは、主に屋外の地上部分に設置されています。一般的には、画像のような屋外のアスファルト舗装の形態が多いのですが、中には建物の地下でコンクリート舗装であることもあります。また、月極駐車場では、砂利敷きが多くなります。

平面駐車場は、車の重量制限や車高の制限がなく、車室に納まる車であれば駐車可能です。よって、ファミリーに多いハイルーフ車が駐車できるのがメリットです。平面駐車場には、先述の月極駐車場やコインパーキングがあります。

この記事では、平面駐車場の特徴やメリット・デメリット、平面駐車場の使い方について解説します。まずは、平面駐車場の特徴からです。

平面駐車場の特徴

ここでは、平面駐車場の特徴を下記に挙げていきます。
 

  • 小規模から大規模までさまざまな形態がある
  • 設置費用は安価に済む

まず、平面駐車場は都市部から地方まで多くの地域に、小規模から大規模なものまでさまざまな形態があります。街中にある駐車場は、平面駐車場であることが多く、駐車場形態のスタンダードと言ってもよいでしょう。

また、設置のための初期費用は、他の機械式や立体駐車場などに比べると圧倒的に安いです。土地は、アスファルトか砂利舗装が一般的ですが、稀にコンクリートの場合があります。コンクリートは、舗装費用は高く耐久性があり、アスファルトは舗装費用は安いが耐久性がありません。また、舗装方法で一番安いのは砂利です。10台規模の駐車場であれば、砂利敷きが一般的です。

尚、駐車場を近い将来相続するのであれば、アスファルト舗装が有利です。駐車場自体に節税のメリットはないのですが、アスファルト舗装にすることで小規模宅地の特例を受けることができます。これにより、200㎡までの土地評価を50%に減額でき節税効果があるのです。


 

立体駐車場との違い

立体駐車場とは、平面だけでなく空間も利用する駐車場です。駐車場棟を建設し、2層・3層と駐車できるフロアを設置することで、平面駐車場と比べて駐車台数を増やすことができます。よって、限られた土地を最大限有効利用できる駐車場方式なのです。

立体駐車場は、収容台数を確保したい大型の商業施設やデパート、総合病院など多くの集客が見込める施設や、郊外の大型分譲マンションなどに設置されています。立体駐車場内には、利用者が使う非常階段やエレベーター、場内照明設備、防犯カメラ、消火設備など、平面駐車場にはない設備機器が多くあります。

よって、立体駐車場は建物の規模感や機器設備が多く、設置工事費用は莫大です。更に、上記設備や建物自体の定期的なメンテナンスが必要です。尚、建設できる立地は、各自治体が指定する用途地域、建蔽率、容積率、高さ制限などにより限られてしまいます。

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平面駐車場のメリット・デメリット

ここでは、平面駐車場のメリット・デメリットについて解説します。

メリット

まずは、平面駐車場のメリットです。
 

  • 入出庫がしやすい
  • 車路が広いケースが多く、敷地内を運転しやすい
  • 狭小地、変形地でも設置可能

まず、機械式駐車場のように機械操作がないことや、立体駐車場のように入り口から車室までが遠いようなケースはなく、入出庫が短時間でできます。また、接面道路から入りやすいのもメリットです。

次に、敷地が広い平面駐車場であれば、敷地内にゆとりがあり車路が広く取られているケースが多くあります。駐車場内の見通しがよいので、駐車場内に死角が少なく運転しやすいのです。

最後に、平面駐車場は狭小地や変形地でも設置できます。車室1台の寸法は、幅2.5m×奥行6mです。2台分であれば、30㎡(約9坪)程度の土地が取れれば駐車場の設置が可能です。よって、都市部で活用しにくい狭小地や変形地を駐車場に転用できます。

デメリット

続いて、平面駐車場のデメリットを紹介します。
 

  • 土地の利用効率が悪い
  • 天候に左右されやすい
  • 大規模になると広大な土地の確保が必要
  • 大規模になると車を探すのは大変

まず、平面駐車場は土地の利用効率が悪くなります。利用できるのが平面のみとなり、収容台数は立体駐車場などに比べると断然少なくなります。次に、平面駐車場は青空駐車場であることが多く、屋根がありません(一部地下形式や、屋根がある駐車場は除く)。よって、雨天時などは乗降時に雨に濡れることや、風が強い日はドアが開けにくいなど影響があります。

次に、収容台数を多くするのであれば、広大な土地の確保が必要です。例えば、200台収容の駐車場であれば、車室分だけで3000㎡(約900坪)の広さが必要です。よって、都市部では土地の確保が難しく、大規模な平面駐車場は不向きです。

最後に、大規模な平面駐車場となると自らの車を探すのが大変です。郊外のショッピングセンターやサービスエリアの駐車場は大規模なものが多いのですが、駐車した場所を覚えておくことが必要です。

立体駐車場のメリット・デメリットと比較

立体駐車場のメリットを、平面駐車場と比較して紹介します。
 

  • 土地の利用効率が良い
  • 限られた土地で、収容台数を多くできる
  • 屋根があるので(屋上は除く)、雨天時なども利用しやすい

まず、立体駐車場は土地の利用効率がよく、限られた土地を最大限活用できます。よって、収容台数を増やすことができ、多大な収益を上げることが可能です。次に、立体駐車場には屋根があるので、天候が悪い日でも雨に濡れるなどの影響がなく、乗降ができます。


続いて、立体駐車場のデメリットです。
 
  • 設置費用は莫大になる
  • 設置できる立地は限られる
  • 月極駐車場専用ではできない

まず、設置費用は莫大です。駐車場棟の規模にもよりますが、平面駐車場とはケタ違いの工事費になります。次に、設置できる立地は限られます。用途地域としては、商業地域などの立体駐車場が建設できる地域であることや、建蔽率と容積率の数値により規模感が決まります。

最後に、初期費用が莫大であることから月極駐車場には不向きです。初期費用が多い分、収益も多く上げる必要があります。月極駐車場は契約者からの賃料収入のみであるので、収益率が低くなります。よって、立体駐車場にはコインパーキングが採用されるケースが殆どです。

平面駐車場の種類・使い方

ここでは、コインパーキングにおける平面駐車場の種類や使い方について解説します。

ゲート式の平面駐車場の使い方

ゲート式は、駐車場の入出庫口にゲートが設置されている駐車場です。ゲート式の使い方は下記の通りです。
 

  1. 入庫時は、駐車券発券機で駐車券を受け取る
  2. 駐車券を受け取け取ると、バーが上がるので車を前進する
  3. 敷地内の空いている車室に停める
  4. 出庫時は、車路を進み車を出口に移動させる
  5. 精算機で利用料金を精算すると、バーが上がり出庫する

注意点は、駐車券をなくさないことと、精算前に小銭や1000円札が手元にあるのかを確認します。駐車券を無くすと高額な駐車料金を請求されることや、管理会社に連絡するので出庫に時間が掛かってしまいます。

また、精算時に現金を使用する場合、小銭や1000円札が必要になるので利用料金分が手元にあるのか確認します。出口の精算機で小銭がないことに気づくと、後続車に迷惑が掛かり出口で渋滞が起きてしまいます。尚、事前精算機があれば上記に事前に気づくことができるのでおすすめです。

ロック式の平面駐車場の使い方

ロック式は、車室内にロック板が設置されている駐車場です。ロック式の使い方は下記の通りです。
 

  1. 看板に「空」「P」マークが表示されているか確認する
  2. 空いている車室をみつけ、駐車する
  3. 出庫時は車室番号を確認し、精算機で利用料金を支払う
  4. ロック板が下がっていることを確認し、3分以内に出庫する

注意点は、駐車時にロック板本体に乗り上げないようにすることと、精算時に車室番号を間違えないことです。ロック板自体に乗り上げると車に傷がついたり、車体がバランスを崩してハンドル操作を誤る可能性があります。また、精算時に車室番号を間違えると余計に料金を支払うことになり、間違えて投入した料金は返金されません。

ロックレス式の平面駐車場の使い方

ロックレス式は、車室内にロック板がない駐車場です。ロックレス式の使い方は、上記ロック式と同じです。注意点は、ロック板がないことで「払い忘れ」をしないことです。ロック板がないのでそのまま出庫もできてしまいますが、この場合不正出庫となります。

ロックレス式は、ロックがない代わりにナンバープレートがカメラで記録されています。気づいたときは、駐車場に速やかに戻って管理会社に事情を説明します。

まとめ

平面駐車場は、街中でよく見るスタンダードな方式です。車高や重量の制限がなく、駐車しやすいのがメリットです。また、オーナー側にとっては設置費用が安価です。平面駐車場でもさまざまな形態があるので、利用者は使い方を間違えないように注意しましょう。

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