2021年08月03日公開
2021年08月03日更新
コインパーキングのトラブル一覧!精算・運営時のよくある事例を紹介
コインパーキング経営にトラブルはつきものです。この記事ではコインパーキング経営でよくあるトラブルについて、解説します。精算時、運営・管理、管理会社、近隣住民に分けて具体的なトラブル事例や、トラブル対応に強い管理会社についても解説し、理解を深めていきます。
目次
コインパーキングの精算にまつわるトラブル
コインパーキング経営には、トラブルがつきものです。コインパーキングには、不特定多数の利用者がいます。多くの利用者がいれば、当然にトラブルが起きる確率も高まるのです。では、コインパーキングにはどのようなトラブルがあるのでしょうか?
この記事では、コインパーキング経営でよくあるトラブルを精算時、運営・管理時、委託業者との間、近隣に分けて紹介します。コインパーキング経営で起こりえるトラブルを事前に周知し、現実に起きてしまったときに迅速に対処できるよう準備と心構えをしておきましょう。
まずは、コインパーキングの精算にまつわるトラブルについて解説します。
①番号を間違えて精算してしまい返金を求められるトラブル
まずは、番号を間違えて精算してしまい返金を求められるトラブルです。車室の番号間違えは、精算時のトラブルでは一番多い事例です。車室番号を勘違いしていた、精算時に数字のボタンを押し間違えた、車室番号の「6」と「9」を見間違えた、などです。
コインパーキングの利用者の中には、焦って精算機の操作をする人もおり、このような間違えはよくあります。これは利用者の過失であり管理者に落ち度はないので、たとえ料金の返金クレームを受けたとしても、応じる必要はありません。
このようなトラブルの防止策としては、精算機の目立つところに「車室番号をよく確認して精算すること」など、注意喚起を促す看板の設置をします。
②精算機が故障して出庫できないトラブル
次に、精算機が故障しているトラブルです。これは、駐車料金を支払ったがロック板が下がらない、おつりが出ない、精算機が壊されている、などのトラブルです。
この場合は、管理者側に落ち度があるので、連絡受け次第即対処する必要があります。また、このような精算機等の故障がないよう、日頃からの定期巡回・点検が必要です。精算機のトラブルとなると、コインパーキング自体の経営ができず、機会損失となります。
③駐車券が読み込めず精算できないトラブル
次に、駐車券が読み込めず精算できないトラブルです。これは、利用者が駐車券を折ってしまった、駐車券を破ってしまった、駐車券を水に濡らしてしまった、などのトラブルです。また、お財布の中等で交通系ICカードと重ねて保管してしまい、磁気機能が狂ってしまうことで読み込みができないこともあります。
精算機側の読み込み機能の故障の場合もあります。コインパーキングは無人経営となるので、駐車券の扱いなどは看板等で注意を促すことが必要です。
④クレジットカードが読み込めず精算できないトラブル
次に、クレジットカードが読み込めず精算できないトラブルです。最近のコインパーキングでは、現金の他に、交通系ICカード、クレジットカードでも精算ができるようになっています。キャッシュレスの決済の代表的なものであるクレジットカードは、コインパーキングの支払いに使えれば大変便利であるので、徐々に広まりつつあるのです。
しかし、クレジットカードで精算しようとしたら、読み込みができないトラブルもよくあります。カードで磁気テープを読み込むタイプのものは、気温の影響で読み取り不良になることがあります。クレジットカードで精算できなければ、大抵は現金精算してくれる利用者が多いのですが、一部クレームをつけてくる利用者もいるのです。
⑤精算金額の不足・金額に関するトラブル
最後に、精算時の金額に関するトラブルも多く発生します。一番多いのは「思っていた料金と違う」というトラブルです。コインパーキングの料金設定は、通常の加算料金(○○○円/○○分)があり、更に最大料金が設定されていることもあります。
最大料金とは、時間内であれば最大料金以上は加算されないシステムのことです。例えば、24時間以内1,000円という最大料金で、200円/1時間という加算料金であれば、駐車時間が5時間超24時間以内は1,000円となります。
また、コインパーキングは立地により料金設定が異なります。例えば、オフィス街にあれば平日は高く、土日や祝日は安くなったり、市街地などでは夜間料金を安くするなどがあります。このようにさまざまな料金設定があるため、金額に関するトラブルはよくあるのです。
対策としては、利用者がよく見る料金看板をわかりやすく表示することです。特に、最大料金の繰り返し適用があるかは、明確に記載するなどしトラブルを未然に防いでいきます。
尚、精算金額の不足とは、料金を精算したと思っていたが実は100円足りていなかった、駐車料金分のお金を持ち合わせていなかった、などがあります。また、精算機は1000円札や100円玉など細かいお金しか使えないので、利用前は財布の中身も確認しておきます。
コインパーキングの運営・管理にまつわるトラブル
ここからは、コインパーキングの運営・管理にまつわるトラブルについて解説します。これらのトラブルが発生すると、コインパーキング経営の根幹を揺るがす事態となり、直接収支に影響していきます。コインパーキング経営で成功するには、このようなトラブルについても事前によく理解し、備えておく必要があるのです。
①滞納・延滞・不正行為のトラブル
まずは、コインパーキング内で起こる不正行為トラブルです。一番多いのは、車止めを無理やり乗り越えて駐車料金を踏み倒すトラブルです。これが起きてしまうと、利用料金を徴収できないこと以上に、ロック板の破損による交換費用や、その工事期間中の車室閉鎖による機会損失があります。
また、駐車区画でない所に駐車されてしまうトラブルもあります。これらのトラブルを防止するには、防犯カメラによる監視強化や、定期巡回を行うしかありません。特に、繁華街では不正行為トラブルが起きることが多く、このようなデメリットにも備えておくことが必要です。
コインパーキングに車両を放置され、利用料金を滞納されるケースもあります。このように車両を放置され、持ち主が現れない場合に、車両の撤去費用を負担することもあります。1車室分の売り上げ減になるだけでなく、車両撤去など無駄な費用が掛かってしまうリスクもあるのです。
②ゴミ・不法投棄のトラブル
次に、ゴミなどの不法投棄トラブルです。コインパーキングの敷地内は無人であるため、家庭ごみや粗大ごみなどが不法投棄されてしまうことがあります。不法投棄をされてしまうと、コインパーキング自体が汚くなり、利用者には敬遠されてしまいます。
したがって、コインパーキング経営には定期巡回が必要です。巡回時に敷地内の清掃を行い、常に綺麗な状態を保ちます。また、夏場は雑草が生い茂る時期となるので、清掃時には草取りも行い綺麗且つ安心して利用できるコインパーキングを維持します。
③設備の故障・破壊のトラブル
次に、設備の故障・破壊のトラブルです。コインパーキングには機器類が多いため、機器の故障はつきものです。特に、精算機やロック板が故障してしまうと、コインパーキング経営に影響が出てしまいます。したがって、定期的にメンテナンスが必要となるのです。
また、コインパーキングは無人経営であるため、立地によっては悪戯にて機器を壊されることもあるのです。これは、犯罪であり器物損壊罪が適用されるため、いち早く警察に通報し犯人を特定する必要があります。
設備の故障や破壊のトラブル時は、多額の修理費用が掛かりますが、それ以上に車室閉鎖により売上自体が減少してしまいます。故障したままだと利用者離れが進んでしまうことも懸念されるので、いち早くコインパーキングの機能を回復できるよう努めていきます。
④その他によくある場内トラブル
その他によくあるトラブルは、利用者同士の接触事故や当て逃げ、車上荒らしのトラブルです。一般的にこれらの責任は管理者や土地所有者にはなく、当事者や当事者同士での解決となります。しかし、管理会社は迅速な警察の手配や、防犯カメラの証拠映像の提出など、トラブル解決に向けて協力することが必要です。
コインパーキング委託業者との間でよくあるトラブル
コインパーキングの運営形態は、「一括借り上げ式」が一番多くなります。大手コインパーキング会社である「パーク24」や「三井のリパーク」は、一括借り上げ式のみとなっています。一括借り上げ式で委託運営をしたときにも、多くのトラブル事例があるのです。ここでは、コインパーキング委託業者との間でよくあるトラブルについて解説します。
一括借り上げ式とは、土地のオーナーがコインパーキング会社に私有地を貸し、その際に土地の賃料を毎月受け取る仕組みのことになります。しかも、コインパーキングの稼働率には関係なく、賃料は一定です。土地のオーナーは、コインパーキング会社に土地を貸すのみとなるので、直接運営に関わることはありません。
コインパーキング会社は土地をオーナーから借りたら、その場所にコインパーキング開設のために必要な駐車機器(精算機・ロック板・照明・防犯カメラなど)を設置し、運営を行います。
①契約途中で賃料の値下げを交渉されるトラブル
まずは、契約途中で賃料の値下げを交渉されるトラブルです。コインパーキング会社は土地を借りている間は、予め決められた土地の賃料を支払う契約を締結します。しかし、運営が進むにつれて稼働率が想定を下回ることもあるのです。
当然に、コインパーキング開設前には十分な市場調査を行っているのですが、目論見が外れてしまうこともあります。このようなとき、運営会社は再度の周辺調査を行い原因究明や、利用料の値下げで稼働率回復を狙いますが、どれもうまくいかない場合、最終的に賃料交渉が入ることがあるのです。
このような事例は、中小のコインパーキング会社に多くあります。したがって、コインパーキングの委託契約時に、契約期間途中での料金改定について、取り決めをしておくことが必要です。
②管理業務に雑さ・不備が見られるトラブル
次に、管理業務が雑、不備が見られるトラブルです。コインパーキングの運営を委託している以上、私有地内での運営はしっかり行ってほしい、と思うのが土地オーナーの心情です。しかし、敷地内にゴミや雑草が生い茂り汚い、駐車機器・照明・フェンスなどが破損したままで直さない、夜間の敷地内が薄暗いなど、管理業務に雑さや不備が見られると、運営会社にクレームを入れたくなります。
土地オーナーがクレームを入れて、改善されればよいのですが、改善されない場合更なるトラブルに発展する可能性もあります。
③無断で転貸されているトラブル
次に、稀なケースになりますが、無断で別用途に転貸されていることもあります。コインパーキングの用途で土地を貸したはずが、いつの間にか月極駐車場やトランクルームなどに転用されているケースもあるようです。当然、これらは予め決められた契約条項にはなく契約違反となります。
土地のオーナーが常にチェックできないような土地であると、コインパーキング会社によっては悪用されてしまうことがあり、注意が必要です。
④撤退時の原状復帰に雑さが見られるトラブル
次に、コインパーキング撤退時の原状回復が雑であったトラブルです。契約が満了し、契約期間の更新をしない場合、コインパーキング会社は借りた土地を元通りに戻さなければなりません。しかし、この原状回復がいい加減な委託業者もいるのです。
一般的には更地に戻すことになりますが、看板やフェンス設置時の基礎が残っていたり、更地の土地にがれきやゴミが残っているなど、土地の整地がいい加減なときもあるのです。整地がいい加減であると、次の土地活用時に余計な費用が掛かってしまうことがあるので、設備の撤収状況はよく確認します。
⑤借上げ賃料を滞納されるトラブル
先述で賃料の値下げトラブルを紹介しましたが、最後は借り上げ賃料を滞納されるトラブルです。中小のコインパーキング会社は、日々自転車操業のところも多く、会社の経営状態によっては賃料支払いが滞ることもあります。
大手であれば滞納の心配はありませんが、中小のコインパーキング会社の場合、注意が必要です。特に、開業間もなく実績に乏しい会社は、案件を取りたいがために月額賃料を高めに設定するケースがあります。しかし、運営を始めると先述のような値下げ要求や借り上げ賃料の滞納など、トラブルに遭うケースは少なくありません。
コインパーキングの近隣住民との間でよくあるトラブル
コインパーキング経営では、近所と良好な関係を築くのも大事です。しかし、ひとたびトラブルが起きてしまえばその対処には苦労します。ここでは、近隣住民との間でよくあるトラブルについて解説します。
①看板・照明のトラブル
まずは、看板・照明のトラブルです。コインパーキング経営に看板は欠かせません。看板には時間ごとの加算料金や最大料金などが記載されており、そのコインパーキングの存在感を示す唯一のものです。しかし、この看板が大きすぎたり派手なデザインとすることで、近隣よりクレームが入ることがあります。
大きすぎたり派手な看板は、景観を損ねたりする可能性があります。近隣が住宅街の場合は、看板を小さめにしたり派手な照明は控えるなど、配慮する必要があります。
②排気ガスのトラブル
次に、排気ガストラブルです。コインパーキングは四六時中車の入出庫があり、そのたびに車の排気ガスが発生します。これもコインパーキングの隣接地が住宅街の場合、排気ガスが住宅地の敷地内に及ぶことでトラブルになります。
このようなときは、敷地内の目立つところに前向き駐車を促す看板や、敷地内に停車時のアイドリング禁止などを謳う看板設置をします。改善が見られない場合は、敷地境界のメッシュフェンスを空気が通らない素材のフェンスにしたりなどの対策が必要です。
③騒音のトラブル
次に、騒音トラブルです。特に夜間の利用者が多い繁華街では、このトラブルが多いです。対策としては、敷地内でのアイドリング、無駄な空ふかし、夜間に大声で話すなどを禁止する看板を設置したり、防犯カメラの台数を増やし監視体制を強化します。
④防犯のトラブル
コインパーキングは無人であるため、防犯性は非常に重視されるところです。防犯カメラの設置、夜間は敷地内を明るくし不審者の溜まり場にならないようにします。反対に敷地内が薄暗く、防犯カメラの設置台数が少ないコインパーキングは、夜遅くまで若者に屯されてしまう可能性があります。
大きな声や奇声、けんかなどが起こり、コインパーキング自体が防犯性の低下や治安の悪さを助長することとなります。本来のコインパーキングとしての機能を維持できるよう、防犯等については強化する必要があります。
コインパーキングのトラブル対応時のポイント
ここでは、コインパーキングのトラブル対応時のポイントについて挙げていきます。
- 相手の話をよく聞き、真摯に対応する
- 予めトラブル事例ごとに対応方法を備えておく
- 警察や弁護士など、対応しきれない場合の手段を確保しておく
まずは、クレームを言っている相手の話をよく聞くことです。相手の話を聞くことで、何を言いたいのか、何を求めているのか、解決できる糸口はあるのか、なども確認します。相手の話をよく聞かずに、直ぐに言い返してしまったり自身の意見を押し通すようなことを言うと、相手の気持ちを逆なですることになり、当事者同士では収拾がつかなくなります。
次に、予め起こるであろうトラブルに対する、対処法や解決法などを準備しておくことです。コインパーキングで起こりえるトラブルは、先述のように決まっているので、事前に対策を準備しておくことができるのです。また、備えがあれば心理的に安心です。
最後に、どんなに準備をしていても、想定外のクレーマーが来る可能性があります。まともに話し合い等も出来ずに、埒が明かない場合に備えて警察や弁護士への相談など、対応しきれない場合の備えもしておくことが必要です。
コインパーキングのトラブル対応に強い委託業者10選
コインパーキング運営に於いて、トラブル時の対応力はその会社の実力を示す重要な要素です。ここでは、コインパーキングのトラブル対応に強い委託業者を紹介していきます。
①ユアーズ・コーポレーション
まずは、ユアーズ・コーポレーションです。ユアーズ・コーポレーションは、昭和49年設立の歴史のある会社で、本社は世田谷区にあります。駐車場関連事業は、創業時から注力しており、月極・コインパーキング合わせて都内及び仙台で約5,000台分を運営しています。
コインパーキングは、首都圏を中心に展開している「ユアーズ・パーキング」です。短期で有利な土地活用のお手伝いと、老舗企業ならではのノウハウの蓄積により、駐車場技術者の育成にも定評があります。また、定期的なメンテナンスや夜間の巡回も行い、トラブルの未然防止に努めています。
②アパルトマンイクシーズ
次は、アパルトマンイクシーズです。アパルトマンイクシーズは、日本一フレンドリーなコインパーキングをキャッチフレーズに、大阪と東京を中心に展開しています。アパルトマンイクシーズの強みは、「綺麗で停めやすい」「安心のデータ管理」「不動産の幅広い活用」です。
安心の24時間管理で、トラブル発生時は即座に現場に急行し対応します。これらの日々の努力の積み重ねにより、土地オーナーの評判も高いです。また、綺麗な駐車場を目指しているのはコインパーキング内の防犯対策の一環で行っています。
仮に、ゴミが多くて汚い、雑草が生い茂っているようなコインパーキングは見た目も悪く、不審者も集まりやすいのです。しかし、敷地内の清掃など定期的に巡回することで、これらを防止できます。
③パーク24
パーク24は、「タイムズ」を展開するコインパーキングの老舗大手企業です。「タイムズ」は全国展開しており、黄色い看板は誰にも知られたトレードマークです。そんなタイムズには万全のサービス体制が整っています。
まず、コインパーキング内で起きてしまったトラブルには、24時間・365日緊急時には即対応できる体制となっています。精算機やロック板のトラブル発生時には、自社育成のエンジニアがお客様を待たせぬよう現場に急行します。また、定期的にエンジニアが巡回しメンテナンスを行うことにより、機器トラブルを未然に防止しています。
更に、トラブル自体の原因を究明することで、今後の駐車機器の品質向上やトラブルの未然防止に役立てています。
④ショウワサービス
次は、ショウワサービスです。ショウワサービスは、昭和47年創業の歴史ある会社で、本社を神奈川に置き、東京や大阪にも営業所を有しています。ショウワサービスでは、初期費用を抑えたい人用に、中古機器を利用したコインパーキングも展開しています。
しかし、中古機器だと故障のトラブルが心配です。ショウワサービスでは、土地オーナーに安心してもらえるよう「動作保証」を行っています。駐車機器設置には、しっかりとした整備を行い、運営中に故障した場合でも保証期間内であれば無料で修理となります。
このように、ショウワサービスはあらゆるメーカーの修理ノウハウが蓄積されており、トラブル発生時も迅速に修理や交換が可能です。また、コインパーキング内でトラブル発生時、警備会社の出動回数に制限なく、オーナーが警備会社と直接契約するのも可能です。
⑤パークアベニュー
次は、パークアベニューです。パークアべニューは、2004年創業の比較的新しい会社で新宿区に本社があり、独自のオーダーメイドシステムを取り入れているのが特徴です。また、地域一番の駐車場づくりをモットーに、利用者や周辺地域の人々に愛されるコインパーキングを目指しています。
日常の清掃による環境美化、敷地内の管理体制を徹底することで、トラブルを未然に防止しています。パークアベニューでは、24時間365日トラブルが発生すると、即現場に急行するなど迅速な対応で評判が高いです。
⑥アップルパーク
次は、アップルパークです。アップルパークは、平成3年創業、東京、横浜、大阪などで事業展開しています。「アップルパーク」のブランド名で、「都市における綺麗な街づくり」をモットーに、コインパーキング事業を行っています。
そんなアップルパークは、24時間365日対応のコールセンターがあります。利用者のトラブル内容を聞いたコールセンタースタッフは、事象により提携警備会社の手配や保守管理会社を手配し、現場に即急行できる体制となっています。
尚、駐車機器のトラブルが起きないように、定期的な保守メンテナンス、現場巡回と清掃を実施しています。
⑦日本システムバンク
次は、日本システムバンクです。日本システムバンクは、平成8年に福井で創業した会社で東京にも本社機能を有しています。コインパーキングは「システムパーク」のブランド名で展開しています。日本システムバンクの強みは、全国12万台の管理実績があり、コインパーキングに適したスピード感・技術力・対応力の高い保守管理体制です。
よって、駐車機器の故障トラブルを未然に防ぎ、またトラブル発生時は駐車機器メンテナンスの専門集団が迅速に対応します。トラブル発生時は自社運営のコールセンターで対応します。
⑧フィル・カンパニー
次は、フィル・カンパニーです。フィル・カンパニーは、平成17年創業の東京千代田区に本社を有してします。「フィルパーク」は、既にコインパーキングがあるところの空間部分に建物を作り、更に土地活用をしていくサービスです。建物管理委託業務契約をフィル・カンパニーと交わし、駐車場と建物・人・植物との共存共栄を目指した新しいコインパーキングの形を目指しています。
よって、建物・テナント・駐車場で万が一発生したトラブルについては、フィルカンパニーに対応を任せることができます。
⑨アークリンク
次に、アークリンクです。アークリンクは、平成元年創業で東京都渋谷区に本社を要し、大阪や仙台などの東北地方にも事業展開している会社です。アークリンクは「パークステーション」のブランド名で、稼働台数10,000台を超えています。
長年のコインパーキング経営のノウハウを活かし、トラブル発生時のコールセンターは24時間対応を行っています。
⑩パートナーズ
最後は、パートナーズです。パートナーズは、東京都品川区に本社を置く創業40年の老舗企業です。大規模から小規模まで、パートナープランとサブリースプランなど、オーナーの意向に沿ったさまざまな形態のコインパーキングを提案できます。
駐車機器などのトラブル発生時には、グループ会社であるタイムズサービスが対応します。コールセンターは、24時間365日即対応できる体制です。コールセンターからは遠隔操作が可能ですが、トラブルの内容によってはメンテナンススタッフが現場へ急行します。
まとめ
コインパーキング経営には、必ずトラブルがあります。そのトラブルの対処や解決するのは、委託業者です。したがって、コインパーキングの委託業者選びのポイントは、トラブルが起きた時に迅速に対応できるかです。
万が一、委託業者の対応に不備があれば、最終的には土地オーナーが対処することになります。コインパーキングを管理委託する場合には、トラブル時の対処ノウハウがしっかりと構築されているかを確認しましょう。